講演情報
[O4-2]ライソゾーム病における在宅酵素補充療法の普及と薬局の役割
長谷川 寛1, 片渕 龍2, 長谷川 匠2 (1.日本調剤株式会社 在宅医療部, 2.日本調剤株式会社 医療戦略推進部)
[はじめに] ライソゾーム病の治療には、毎週or隔週の定期的酵素補充療法が不可欠である。しかし、本疾患は身体機能の低下を伴うことが多く、加齢によるADLの低下は通院を一層困難にする。これに伴い、経済的負担や、家族の介護負担の増大が課題となる。こうした背景から在宅での治療継続が切望されており、日本在宅医療連合学会と日本先天代謝異常学会によって「在宅酵素補充療法マニュアル」が策定された。在宅投与の実現には多職種の緊密な連携が不可欠であり、本発表では当社薬局の具体的な関わりについて報告する。
[活動] 現在、14種類の酵素製剤で外来投薬が認められている。訪問薬剤管理指導を通じて薬剤の交付を行うほか、輸液ポンプのレンタルや医療材料の販売を行い、訪問診療医を技術・資材の両面からサポートしている。また、導入に向けた環境整備として、製薬メーカーとも情報共有し、在宅投与に関心を持つ専門医や訪問診療医へ具体的なスキームを提案している。医療機関の地域連携部門とも協力し、場合によっては薬局が仲介役となり、適切な訪問診療医や訪問看護ステーションを紹介する役割も担っている。現在、全国で8症例に対し、こうした訪問薬剤を実施中である。
[考察] 通院困難な患者にとって、在宅酵素補充療法は長期的な治療継続を可能にする有効な選択肢である。高額薬剤を院外処方化し、薬局が輸液ポンプや医療材料を適正価格で提供することは、訪問医の経済的・事務的負担を軽減する。また、専門医、訪問医、訪問看護、薬局、患者を繋ぐ連携体制を構築することは、患者、家族の「自宅で療養したい」という要望をかなえる一助となる。今後は症例を通じ、医師への情報提供や課題の抽出を継続するとともに、症例数の把握・蓄積にも協力し、在宅療養の質的向上を目指したい。
[活動] 現在、14種類の酵素製剤で外来投薬が認められている。訪問薬剤管理指導を通じて薬剤の交付を行うほか、輸液ポンプのレンタルや医療材料の販売を行い、訪問診療医を技術・資材の両面からサポートしている。また、導入に向けた環境整備として、製薬メーカーとも情報共有し、在宅投与に関心を持つ専門医や訪問診療医へ具体的なスキームを提案している。医療機関の地域連携部門とも協力し、場合によっては薬局が仲介役となり、適切な訪問診療医や訪問看護ステーションを紹介する役割も担っている。現在、全国で8症例に対し、こうした訪問薬剤を実施中である。
[考察] 通院困難な患者にとって、在宅酵素補充療法は長期的な治療継続を可能にする有効な選択肢である。高額薬剤を院外処方化し、薬局が輸液ポンプや医療材料を適正価格で提供することは、訪問医の経済的・事務的負担を軽減する。また、専門医、訪問医、訪問看護、薬局、患者を繋ぐ連携体制を構築することは、患者、家族の「自宅で療養したい」という要望をかなえる一助となる。今後は症例を通じ、医師への情報提供や課題の抽出を継続するとともに、症例数の把握・蓄積にも協力し、在宅療養の質的向上を目指したい。
