講演情報
[OS16-4]症例から学ぶ訪問診療における薬局連携―ICT活用と24時間・緩和ケア対応―
塩野谷 洋輔 (あいの里アットホームクリニック)
2022年4月、あいの里アットホームクリニック開業
【目的】訪問診療において、医療情報共有コミュニケーションツールを活用した情報共有と、同行訪問を含む薬局連携の実際について、症例を通じて報告する。
【方法】当院の訪問診療症例を後方視的に検討した。診察後は処方箋送付に加え、診察内容、処方変更の理由、残薬状況を医療情報共有コミュニケーションツール上で多職種に共有した。また、初回訪問や入居者数の多い施設診療では、薬剤師に同行してもらい、服薬状況や薬剤管理方法を直接確認した。24時間対応においては、往診時に抗生剤、点滴製剤、解熱鎮痛薬等を携行し、夜間は極力訪問診療内で対応した。麻薬については携行が困難であるため、必要時には薬局と連携し対応した。
【結果】同行訪問により服薬管理上の問題点を早期に共有でき、医療情報共有コミュニケーションツールによる事前情報共有と合わせて、薬局からの疑義照会が減少した。夜間対応での処方を可能な限り訪問診療内で完結することで薬局の負担軽減にも寄与し、麻薬を含む緩和ケア症例では在宅療養の継続や看取りの実現につながった。
【考察】医療情報共有コミュニケーションツールによる情報共有に加え、診療現場を共有する薬局連携は、訪問診療と薬局双方にとって持続可能な24時間在宅医療体制の構築に有効であると考えられた。
【方法】当院の訪問診療症例を後方視的に検討した。診察後は処方箋送付に加え、診察内容、処方変更の理由、残薬状況を医療情報共有コミュニケーションツール上で多職種に共有した。また、初回訪問や入居者数の多い施設診療では、薬剤師に同行してもらい、服薬状況や薬剤管理方法を直接確認した。24時間対応においては、往診時に抗生剤、点滴製剤、解熱鎮痛薬等を携行し、夜間は極力訪問診療内で対応した。麻薬については携行が困難であるため、必要時には薬局と連携し対応した。
【結果】同行訪問により服薬管理上の問題点を早期に共有でき、医療情報共有コミュニケーションツールによる事前情報共有と合わせて、薬局からの疑義照会が減少した。夜間対応での処方を可能な限り訪問診療内で完結することで薬局の負担軽減にも寄与し、麻薬を含む緩和ケア症例では在宅療養の継続や看取りの実現につながった。
【考察】医療情報共有コミュニケーションツールによる情報共有に加え、診療現場を共有する薬局連携は、訪問診療と薬局双方にとって持続可能な24時間在宅医療体制の構築に有効であると考えられた。
