講演情報
[P1-201]訪問看護ステーションにおける看取りケアの現状と課題
髙木 陽子, 原田 有里, 野口 妙子, 弘中 晴希, 田原 毅 (戸畑リハビリテーション病院)
【目的】北九州市の調査によれば、在宅高齢者が余命6カ月と告げられた場合、半数以上が自宅での療養を希望している。そのため、訪問診療や訪問看護ステーションにおける看取りケアの充実が不可欠である。本研究は、訪問看護ステーションにおける看取りケアの現状を把握し、在宅支援の在り方を探求することを目的とする。
【方法】対象は当院と連携する訪問看護ステーション27施設の看護師とした。「看護師の看取りケアに対する実践・困難感尺度(NCD)」を用いるとともに、看取り説明の方法とタイミングに関する無記名式アンケートを倫理委員会の承認を得て郵送法で配布・回収した。得られたデータは量的調査により分析した。
【結果】14施設103名の看護師から回答を得た。回答者の平均看護歴は21.5年、訪問看護ステーション勤務歴は7.8年であった。看取り経験のない看護師は 25%、看取り説明をしたことがない看護師は9.7%であった。
患者・家族へのケアのうち「常に行っている」と回答した割合は以下の通りであった。
・ 看護介入の見直し:検査15.4%、治療33.7%、看護介入54.8%
・ 症状緩和:疼痛評価・レスキュー確認74.8%、呼吸困難評価・屯用確認 59.2%、不穏・せん妄評価・屯用確認54.4%
・ 患者・家族の尊重:人格を持った人として接する81.6%、家族へのねぎらい73.8%、家族だけの時間の調整55.9%
・ 説明:病状・将来予測58.3%、急変の可能性59.2%、家族ができること55.3%
看取り説明の方法は、パンフレット配布のみ37.9%、口頭説明のみ20.4%、パンフレットと口頭説明併用13.6%、特に決まりなし18.4%であった。
【考察】今回の調査により、訪問看護ステーションにおける看取りケアには経験差やケア内容の偏り、説明方法の不統一が存在し、教育体制の強化と標準化が今後の課題である。
【方法】対象は当院と連携する訪問看護ステーション27施設の看護師とした。「看護師の看取りケアに対する実践・困難感尺度(NCD)」を用いるとともに、看取り説明の方法とタイミングに関する無記名式アンケートを倫理委員会の承認を得て郵送法で配布・回収した。得られたデータは量的調査により分析した。
【結果】14施設103名の看護師から回答を得た。回答者の平均看護歴は21.5年、訪問看護ステーション勤務歴は7.8年であった。看取り経験のない看護師は 25%、看取り説明をしたことがない看護師は9.7%であった。
患者・家族へのケアのうち「常に行っている」と回答した割合は以下の通りであった。
・ 看護介入の見直し:検査15.4%、治療33.7%、看護介入54.8%
・ 症状緩和:疼痛評価・レスキュー確認74.8%、呼吸困難評価・屯用確認 59.2%、不穏・せん妄評価・屯用確認54.4%
・ 患者・家族の尊重:人格を持った人として接する81.6%、家族へのねぎらい73.8%、家族だけの時間の調整55.9%
・ 説明:病状・将来予測58.3%、急変の可能性59.2%、家族ができること55.3%
看取り説明の方法は、パンフレット配布のみ37.9%、口頭説明のみ20.4%、パンフレットと口頭説明併用13.6%、特に決まりなし18.4%であった。
【考察】今回の調査により、訪問看護ステーションにおける看取りケアには経験差やケア内容の偏り、説明方法の不統一が存在し、教育体制の強化と標準化が今後の課題である。
