講演情報
[P1-95]訪問看護ステーションにおける情報共有の工夫
―報告時間を減らし、相談の時間を増やす試み―
松本 大輔1,2, 高木 勇貴1 (1.ホームズ訪問看護ステーション, 2.ホームズ訪問看護ステーション寄居)
【はじめに】
訪問看護ステーションでは、看護師およびリハビリスタッフが利用者宅を訪問する中で、迅速かつ正確な情報共有が求められる。当ステーションでは、申し送りやミーティングなどの口頭伝達、チャットアプリ等のICTツール、各自による看護記録の確認など、複数の方法で情報共有を行っていた。しかし、情報共有手段が分散していたことにより、電話対応を含む重要な情報の伝達漏れや、職種間での認識のずれが生じることが課題となっていた。
【活動】
この課題に対し、電子カルテソフトに搭載されている、利用者ごとに情報を共有できる連絡帳のような「24時間体制」の機能に着目した。同機能には、訪問時の看護記録を要約する形で、利用者の状態変化や注意点に加え、本人・家族、ケアマネジャーおよび関係機関との電話対応内容、ならびにステーション内で相談された内容などの共有事項を記載する運用とした。看護記録全文を確認する前に要点を把握できるようにすることで、看護師およびリハビリスタッフを含む全スタッフが、勤務時間や訪問時間にかかわらず、スムーズに情報を確認できる体制を整えた。
【考察】
本取り組みにより、重要な情報の共有漏れが減少し、情報確認の効率化が図られた。また、共有事項をあらかじめ文章として確認できることで、報告や連絡に要する時間が減少し、スタッフ間での相談や検討に充てる時間を増やすことができた。在宅医療の現場では、情報量を増やすことよりも、情報を整理・要約し、全スタッフが同じ認識を持てる仕組みづくりが重要であると考えられた。本取り組みは、多職種連携を支える情報共有の方法として有用である可能性が示唆された。
訪問看護ステーションでは、看護師およびリハビリスタッフが利用者宅を訪問する中で、迅速かつ正確な情報共有が求められる。当ステーションでは、申し送りやミーティングなどの口頭伝達、チャットアプリ等のICTツール、各自による看護記録の確認など、複数の方法で情報共有を行っていた。しかし、情報共有手段が分散していたことにより、電話対応を含む重要な情報の伝達漏れや、職種間での認識のずれが生じることが課題となっていた。
【活動】
この課題に対し、電子カルテソフトに搭載されている、利用者ごとに情報を共有できる連絡帳のような「24時間体制」の機能に着目した。同機能には、訪問時の看護記録を要約する形で、利用者の状態変化や注意点に加え、本人・家族、ケアマネジャーおよび関係機関との電話対応内容、ならびにステーション内で相談された内容などの共有事項を記載する運用とした。看護記録全文を確認する前に要点を把握できるようにすることで、看護師およびリハビリスタッフを含む全スタッフが、勤務時間や訪問時間にかかわらず、スムーズに情報を確認できる体制を整えた。
【考察】
本取り組みにより、重要な情報の共有漏れが減少し、情報確認の効率化が図られた。また、共有事項をあらかじめ文章として確認できることで、報告や連絡に要する時間が減少し、スタッフ間での相談や検討に充てる時間を増やすことができた。在宅医療の現場では、情報量を増やすことよりも、情報を整理・要約し、全スタッフが同じ認識を持てる仕組みづくりが重要であると考えられた。本取り組みは、多職種連携を支える情報共有の方法として有用である可能性が示唆された。
