講演情報
[P1-96]在宅医療におけるボツリヌス毒素製剤局所筋肉注射療法の経験
小倉 行雄1, 中川 亮2, 柿沼 瑛介2 (1.医療法人社団明照会, 2.株式会社グランノート)
【目的】
ボツリヌス毒素製筋注療法は、痙縮の改善に有効であり、これまで主に整形外科や麻酔科の専門医が実施してきた。しかし、在宅医療に関わる医師でも施術が可能であり、介護現場での負担軽減や患者の生活の質(QOL)向上に寄与する。本発表では、在宅医療の現場における本療法の症例からその経験について報告する。
【方法】
在宅医療の現場でボツリヌス毒素製剤を用いた局所筋肉注射療法を実施した患者の症例を収集した。対象は、2025年に施術を受けた8名の患者で、施注部位や投与量、施注前後の身体機能の変化、介護スタッフの意見を記録し、定性的に一覧にした。
【結果】
施注を受けた8名の患者では、痙縮の改善が認められ、特に下肢の内転筋への施注により足の開脚が容易になり、おむつ交換や移動介助がスムーズになるなど、介護の負担軽減が確認された。また、患者自身の動作が改善し、リハビリテーションへの意欲が向上するなど、QOLの向上も見られた。さらに、在宅医療に従事する医師による施注が可能であり、施設スタッフとの連携によって効果的なケアが実現した。
【考察】
ボツリヌス毒素製剤局所筋肉注射療法は、在宅医療の現場においても安全かつ有効に実施可能であり、介護現場において患者・スタッフ双方に大きなメリットをもたらす。本療法は限られた専門性を必要とせずとも、在宅医療に従事する医師による導入が期待される。さらに、この療法を実施する医師、サポートを行う看護師や理学療法士、患者情報を管理する施設看護師、介護士、施術を受ける患者様本人、そしてそれを見守る患者家族といった多職種の連携が非常に重要である。今後はさらに多くの症例を蓄積し、その有用性を明確に示す必要がある。
ボツリヌス毒素製筋注療法は、痙縮の改善に有効であり、これまで主に整形外科や麻酔科の専門医が実施してきた。しかし、在宅医療に関わる医師でも施術が可能であり、介護現場での負担軽減や患者の生活の質(QOL)向上に寄与する。本発表では、在宅医療の現場における本療法の症例からその経験について報告する。
【方法】
在宅医療の現場でボツリヌス毒素製剤を用いた局所筋肉注射療法を実施した患者の症例を収集した。対象は、2025年に施術を受けた8名の患者で、施注部位や投与量、施注前後の身体機能の変化、介護スタッフの意見を記録し、定性的に一覧にした。
【結果】
施注を受けた8名の患者では、痙縮の改善が認められ、特に下肢の内転筋への施注により足の開脚が容易になり、おむつ交換や移動介助がスムーズになるなど、介護の負担軽減が確認された。また、患者自身の動作が改善し、リハビリテーションへの意欲が向上するなど、QOLの向上も見られた。さらに、在宅医療に従事する医師による施注が可能であり、施設スタッフとの連携によって効果的なケアが実現した。
【考察】
ボツリヌス毒素製剤局所筋肉注射療法は、在宅医療の現場においても安全かつ有効に実施可能であり、介護現場において患者・スタッフ双方に大きなメリットをもたらす。本療法は限られた専門性を必要とせずとも、在宅医療に従事する医師による導入が期待される。さらに、この療法を実施する医師、サポートを行う看護師や理学療法士、患者情報を管理する施設看護師、介護士、施術を受ける患者様本人、そしてそれを見守る患者家族といった多職種の連携が非常に重要である。今後はさらに多くの症例を蓄積し、その有用性を明確に示す必要がある。
