セッション詳細

[EM08]交流集会08:快うん防災 うんこは生活の答え合わせ(公募企画)

2026年7月4日(土) 15:30 〜 17:00
第16会場(札幌市産業振興センター セミナールーム3)
座長:野家 晃子(社会福祉法人北ひろしま福祉会 サポート事業本部 看護センター)
排便は食べること、寝ること、運動すること、心の健康など、日頃の生活習慣に大きな影響を受けています。「うんこは生活の答え合わせ」です。ひとたび災害が発生すると、ストレスやトイレ事情や食事内容の変化等から便秘になりやすくなります。2024年元旦に発生した能登半島地震の被災地でも便が出ない苦痛で救急搬送される方が多数いらっしゃいました。その経験から「快うん防災プロジェクト」を立ち上げました。もしもに備えて、日頃から「気持ちよく出す」ことを備えようという取り組みです。平時の快うんによる健康づくりは、災害時に自分のいのちを守る身体づくりになります。快うんという健康を視点とした防災は、災害時のセルフケアにつながり、いのちを守る力になります。能登での「快うん体操教室」の取り組みは、地域の交流の機会となり助け合いと孤立予防につながっています。
石川県小松市では「コンチネンスケア先進都市こまつ」を掲げていますが、令和8年度、新たに稚松はつらつ協議会に「いのちを守る公民館プロジェクト」が生まれました。健康と防災による地域共生モデルで、防災と快うんでいのちを守るプロジェクトです。
2015年から、POOマスター養成研修会を開催し、適切なアセスメントとケア方法が選択できる人財を養成しています。わたしたちはオリジナルな排便チェック表とアセスメント票を活用し、その方の全体像から持っている力を把握し、本人にとって気持ちよい状態を本人と共に明らかにしています。2025年には、全国に1,000人を超え、すべての都道府県に生まれました。職種は、医師・看護職・セラピスト・薬剤師・管理栄養士・介護職・大学教員等からなります。「気持ちよく出す」排便ケアは、本人の経験や希望を尊重しながら、最適な方法を模索するケアです。排泄の主体を本人とすることで、その人の人生や生活を取り戻す「リカバリーケア」です。
本交流会では、排便ケアのチームケアやコミュニティケアやリカバリーケアの実践を報告させていただきます。もちろん「快うん体操」と「おなかのマッサージ」の実演もあります。心と体を動かしにいらして下さい。

[EM08-1]快うん防災 うんこは生活の答え合わせ

榊原 千秋 (株式会社プラスぽぽぽ)