セッション詳細

[TU2]チュートリアル2 医療DXに向けた院内ネットワーク・情報システムでのサイバーセキュリティ対策の実際

2025年7月3日(木) 10:30 〜 12:00
第4会場(会議室2)
オーガナイザー:松本 武浩
座長:松本 武浩(長崎大学 医療情報部)
主催:日本医療情報学会研修企画委員会
医療機関でのセキュリティ対策は、サイバー攻撃による被害増大により強化が求められており、組織としての管理が求められている。

機械学習によるAIの急速な発展ならびにChatGPTをはじめとする生成AIの登場により、あらゆる分野でのコンピュータ活用が加熱している。医療分野においても利用拡大の方向にあり、医療DXとして情報利用が拡大している。また、これまで施設内で堅固に守られていた電子カルテや部門システムが稼働するネットワークは、地域連携や機能強化のために院外ネットワークやクラウドと接続され新たな価値が生まれつつある。しかしながら、多くの医療機関がサイバーセキュリティの必要性を身近に認識することになり、厚生労働省は医療情報システム安全管理ガイドラインを6.0版に改訂し、具体的な対策を求められている。

このような現状の中、拡大するDXに対応するための医療機関におけるサイバーセキュリティ対策の実際を紹介するとともに、変化するサイバー攻撃の最新情報やこれらに対応する方法・対策についての解説する。

[TU2]医療DXに向けた院内ネットワーク・情報システムでのサイバーセキュリティ対策の実際

*山下 芳範1、*鳥飼 幸太2 (1. 福井大学 医療情報部、2. 群馬大学 医療情報部)