[R2P-11]トラピッチェ・エメラルドの成長プロセス「発表賞エントリー」
*海野 智洋1、栗林貴弘1、 長瀬敏郎2(1. 東北大・院理、2. 東北大総学博)
キーワード:
トラピッチェ・エメラルド、セル成長
トラピッチェ・エメラルドはアーム部に対称性の異なる部分を含むことがわかっている。CLの観察からアーム部に明暗のバンドが並んでいる組織が観察でき、暗部にはNaとMgが明部より多く含まれていた。SEMによる観察からアーム部の{10-10}表面には数μmの凹凸が無数にみられ、同一の視野をCLで観察したところ、暗部が凹部に対応していた。アーム部は対称性の異なる2つの結晶がコアの{10-10}面上でセル成長をすることで形成していると考えられる。
