[R8-02]八幡浜大島に分布する大島変成岩体のLA-ICP-MSジルコンU-Pb年代と地体構造上の意義
*小山内 康人1、北野 一平1、中野 伸彦1、足立 達朗1、Vuong Bui Sinh1、小松 正幸2(1. 九州大・比文、2. 愛媛大・理)
キーワード:
ジルコンU-Pb年代、2段階変成作用、大島変成岩、地体構造
愛媛県八幡浜大島の高度変成岩類について,変成岩7試料,関連深成岩4試料からLA-ICP-MSジルコンU-Pb年代を測定した.
火成活動年代は113〜108Maをしめす.一方,変成岩類からは121〜118Maおよび110〜108Maの2ステージの変成年代が得られ,初期高温型変成作用および直後の火成活動に関連する変成作用が識別された.これらは,肥後変成岩,関東山地,阿武隈変成帯との関連が示唆される.
火成活動年代は113〜108Maをしめす.一方,変成岩類からは121〜118Maおよび110〜108Maの2ステージの変成年代が得られ,初期高温型変成作用および直後の火成活動に関連する変成作用が識別された.これらは,肥後変成岩,関東山地,阿武隈変成帯との関連が示唆される.
