講演情報

[R8P-02]チェコ共和国・ボヘミア山塊中に産する珪長質グラニュライト中のザクロ石の化学組成「発表賞エントリー」

*内藤 美桜1、山根 健輔1、中村 大輔1、平島 崇男2、スフォイッカ マルチン3 (1. 岡山大、2. 京都大、3. チェコ科学アカデミー)

キーワード:

ボヘミア山塊、グラニュライト、ザクロ石、温度圧力履歴

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本研究ではてチェコ共和国のBlanský les岩体の南東部に位置するPlešoviceの採石場と中央部に位置するZrcadlová Hut’の採石場に産する珪長質グラニュライト中のザクロ石の化学組成の比較を行った。ザクロ石の化学組成について、Plešoviceの珪長質グラニュライトに含まれるザクロ石はコアからリムに向かってFeが増加し、Mgが減少するretrogradeのゾーニングを示した。一方、Zrcadlová Hut’の珪長質グラニュライトに含まれるザクロ石の斑状変晶はコアからリムに向かってFeが減少し、Mgが増加するprogradeゾーニングを示した。また、Ca量についても違いが見られた。同じBlanský les岩体中でも産地よって異なる温度圧力履歴をもつ可能性があるものの、地質温度圧力計を用いると、PlešoviceとZrcadlová Hut’では、最高変成温度圧力に明確な違いがない。Zrcadlová Hut’でprogradeゾーニングのザクロ石が存在するのは冷却速度などの違いが考えられる。