[R5-02]SIXMによるユレイライト中炭素質物質の分析
*安武 正展1、松野 淳也2、松本 恵3、𡈽山 明2,4、上杉 健太朗1、竹内 晃久1(1. JASRI、2. 立命館大、3. 東北大、4. 広州地球化学研究所)
キーワード:
ダイヤモンド、隕石、ユレイライト、X線CT、SIXM
DaG 999ユレイライト隕石中に産する炭素質物質の産状を走査結像X線顕微鏡を用いた調査した。試料はダイヤモンドとグラファイトをほぼ同量含み、共に包有物が確認された。数密度はダイヤモンドで0.0743個/um3、グラファイトで0.0048個/um3である。包有物のRID値は14.5-16.0程度の数値であり、鉄含有相である事が推測された。この結果から、鉄含有相がダイヤモンドに偏って分布していると考えられる。
