国際開発学会第27回春季大会について:大会概要
今年の春季大会は、2026年6月27日(土)に東京の明治学院大学白金キャンパスで開催されます。
1. テーマ
なつかしい未来:開発は「人びと」の手で
「たいへんなことが、ものすごい勢いでおこっているのに、私たち人間ときたら、まるでまだまだ余裕があるようなのんきな顔をしています。(中略)ものがあまっているのに、私たちは自分の富をほんの少しでも手ばなすのが怖いのです。」
1992年のリオ地球環境サミットでのセヴァン・スズキ少年のスピーチである。1年前の北海道での第26回春季大会プレナリーでは学生による熊についての発表に対して笑顔がこぼれていた。しかし、その後2025年に日本で「駆除」された熊は9700頭超。自然災害、地球温暖化、戦争など、人間による「開発」が地球のキャパシティを超えていることは34年前から明らかであった。SDGsという目標を設定したにも関わらず、大量消費や破壊という人間の大小さまざまな「開発」行為の修正は不十分である。ノーバーグ=ホッジ著「懐かしい未来Ancient Futures」はモノカルチャー的破壊という暴力に警鐘を鳴らし、持続可能な社会の在り方をインドのラダックの事例で示した。グローバリゼーションの負の影響を受けつつも、自然との共存をとりもどそうと日々の生活の中で実践している人びとがいる。シューマッハ―著Small is beautifulに登場する「中間技術」を駆使したローカリゼーションの動きである。たとえば、日本中に地球にやさしいエコ・コミュニティを作ろうとしている人々が増えている。政府や援助に頼るのでなく地域の文化や共同体の力と智を使った内発的「開発」の動きが「なつかしい未来」を合言葉に進む。同時に、貧困を生み出す搾取や最大の環境破壊である戦争に国際連帯して抗う。人びとの小さな動きが「みえる」大会でありたい。
2. 会期
2026年6月27日(土)春季大会
3. 開催形態
今大会は、前大会に続き、対面で実施します。
4. 参加費
事前登録は5月25日(月)まで。早期割引が適用されます。
- 正会員:
4,000円(事前登録 3,000円) - 学生会員・名誉会員・正会員(70歳以上):
2,000円(事前登録1,000円) - 非会員(一般 / 入会申請中未承認及び会費未払いの正会員を含む):
6,000円(事前登録5,000円) - 非会員(学生 / 入会申請中未承認及び会費未払いの学生会員を含む):
5,000円(事前登録4,000円)
5. 重要日程
- 2月9日(月):発表申込開始
- 3月1日(日):発表希望者の学会入会申請期限
- 3月23日(月):発表申込締め切り
- 4月6日(月):参加申込開始
*事前登録(早期割引適用)は5月25日(月)まで - 4月11日(土):採否結果通知・報告論文提出開始
- 5月15日(金):報告論文(ショートペーパー、フルペーパー)提出締め切り
- 6月25日(木):大会参加申込締め切り
6. 会員の交流会
6月27日(土)には、懇親会を予定しています。奮ってご参加ください。
7. 開催会場
明治学院大学白金キャンパス
〒108-8636 東京都港区白金台1-2-37
最寄駅 : 南北線「白金台」「白金高輪」各徒歩7分、都営浅草線「高輪台」徒歩7分
- 会場へのアクセスマップ:https://www.meijigakuin.ac.jp/access/
- キャンパス内の建物マップ:https://www.meijigakuin.ac.jp/campus/shirokane/
- バリアフリーマップ:https://www.meijigakuin.ac.jp/campus/shirokane/barrierfree_map/
8. 大会実行委員会
- 大会実行委員長
- 平山恵(明治学院大学)
- 事務局長
- 加藤丈太郎(明治学院大学)
- 実行委員
- 明石留美子(明治学院大学)
- 阿部貴美子(明治学院大学)
- 近江加奈子(東洋大学)
- 神戸麻希
- 佐藤寛(開発社会学舎)
- 重冨真一(明治学院大学)
- 高須直子(駒沢女子大学)
- 野田さえ子(人の森)
- 比留間洋一(静岡大学)
