コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

2015年7月14日〜7月16日幕張メッセ
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

2015年7月14日〜7月16日幕張メッセ

[1287]強力超音波音源を用いたコンクリート非破壊検査のための非接触音響探査法の検討

座長(土木):鎌田敏郎
座長(建築):古賀一八
講演者:杉本恒美1, 杉本和子2, 歌川紀之3, 片倉景義4(1.桐蔭横浜大学大学院・工学研究科 2.桐蔭横浜大学大学院工学研究科 3.佐藤工業技術研究所 4.明篤技研代表)

キーワード:

non contact acoustic inspection、long range acoustic device、strong ultrasonic sound source、angular dependence、environment noise、非接触音響探査、長距離音響発生装置、強力超音波音源、角度依存性、周囲環境騒音

コンクリート表面近くの内部に存在する空洞やひび割れを5m程度以上の遠距離から検出することができる非接触音響探査法について検討を行っている。検出原理としては強い指向性を持つ高音圧の空中放射音波により、欠陥部に叩き点検と同じたわみ共振を発生させ、その振動速度をレーザドップラ振動計で計測するというものである。従来の長距離音響発生装置で問題となっていた、周囲環境騒音と計測時の角度依存性を改善するために強力超音波音源の製作を行い、その有用性を明らかにした。