コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

2015年7月14日〜7月16日幕張メッセ
コンクリート工学年次大会
コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

コンクリート工学年次大会 2015(千葉)

2015年7月14日〜7月16日幕張メッセ

[1303]コンクリート内部欠陥の深さが打音特性に及ぼす影響

座長(土木):加藤絵万
座長(建築):山田義智
講演者:小池耕太郎1, 井山徹郎2, 野内彩可1, 村上祐貴1(1.長岡工業高等専門学校環境都市工学科 2.長岡工業高等専門学校機械工学科)

キーワード:

frequency response、intermal flan、nammoring test、nondestructive、time history response、内部欠陥、周波数応答特性、打音法、時刻歴応答特性、非破壊検査

本研究では,RCコンクリート床版の打音点検の高精度化,効率化を最終的な目的として,人工欠陥を埋設したコンクリート試験体を作製し,打撃を加えた際のコンクリート表面の加速度および音圧の時刻歴波形や周波数スペクトルと欠陥の有無や深さの関係について実験的検討を行った。さらに,有限要素法による時刻歴応答構造解析を行い,打音特性値と欠陥情報との関係について解析的検討も行った。その結果,欠陥部に打撃を加えた場合,欠陥深さが30mmまでは,欠陥を有しない試験体に比べて最大加速度や最大音圧が増加した。また,加速度および音圧の周波数スペクトルで囲まれた面積には欠陥深さとの相関が認められた。