コンクリート工学年次大会2027(札幌)

実行委員長の挨拶

写真提供:高橋良輔先生(北海学園大学) 「タウシュベツ川橋梁」
 

過去と未来をつなぐコンクリートの“チカラ”

〜Beyond borders―北の技と想い〜


実行委員長 濱 幸雄(室蘭工業大学/北海道大学)


 

第49回コンクリート工学年次大会2027を,2027年7月7日(水)〜9日(金)の3日間,札幌市の札幌コンベンションセンターにて開催いたします。札幌コンベンションセンターは,2009年と2019年の過去2回の札幌大会と同じ会場で,地下鉄東札幌駅を徒歩10分程度の所にあります。

 大会テーマは、「過去と未来をつなぐコンクリートの“チカラ”〜Beyond Borders−北の技と想い〜」です。メインテーマの「過去と未来をつなぐコンクリートの“チカラ”」は,2023年のJCI北海道支部設立30周記念事業の際に支部事業共通のキャッチコピーとして設定したもので,明治の北海道開拓以来,近年の建設DXや脱炭素化,近年の北海道新幹線札幌延伸に向けた札幌駅周辺の再開発まで絶えることなく続けられてきた社会基盤整備の歴史の中でのコンクリートの役割を再認識する意味が込められています。また,サブテーマの「〜Beyond Borders―北の技と想い〜」は,「Beyond Bordars」は、歴史,世代,従来技術の枠を超え、そこに込められた技術と人々の想いを象徴し,「北の技と想い」は、北海道の研究者・技術者が積み重ねてきた努力と、未来へつなぐ情熱を表現しています。

本大会では,コンクリート工学講演会,生コンセミナー,構造物診断セミナー,特別講演会,コンクリートテクノプラザ,キング・オブ・コンクリート,見学会の開催を予定しています。コンクリート工学講演会では,コンクリート工学に関する最前線の研究成果が発表されます。生コンセミナーでは生産性向上,AIによる技術伝承を含む人材育成,構造物診断セミナーでは北海道の過酷環境下での維持管理事例,AI診断技術の現状と将来に関する話題提供が行われます。また,一般市民も参加可能な特別講演会ではエスコンフィールドHOKKAIDOの開発の軌跡についての講演を予定しています。また,コンクリートテクノプラザでは約90社の企業による展示と技術紹介が行われます。さらに,札幌大会では初めてのキング・オブ・コンクリートを開催します。競技内容はミニ・モルタル・モーターボート競技です。多くの学生,生徒チームの参加を期待しています。

北海道の7月は,ラベンダーなどが迎えるさわやかな季節です。本大会がセメント・コンクリート・建設業界のさらなる飛躍となりますよう,多数の皆様のご参加を心よりお待ち申し上げております。