セッション詳細
【一般公募企画7】中山間部の病院への看護師出向事業での成果
~出向先と出向元で何がメリットか!~
2026年9月19日(土) 10:20 〜 11:20
第8会場(ANAクラウンプラザホテル岡山 [1F] 曲水(東))
座長:新 美保恵(川崎医科大学総合医療センター看護部長)
企画代表者:新 美保恵(川崎医科大学総合医療センター看護部長)
講師:西川 秀香(津山中央病院統括看護部長)
近藤 弥弓(津山中央病院看護師長)
森長 愛美(川崎医科大学総合医療センター)
新 美保恵(川崎医科大学総合医療センター看護部長)
企画代表者:新 美保恵(川崎医科大学総合医療センター看護部長)
講師:西川 秀香(津山中央病院統括看護部長)
近藤 弥弓(津山中央病院看護師長)
森長 愛美(川崎医科大学総合医療センター)
新 美保恵(川崎医科大学総合医療センター看護部長)
医療人材の偏在化が進む中で、岡山県南部から北部の病院へ出向事業を行っている。その中で、出向元と出向先の両病院での人材育成や活用に貢献していると認識している。しかし、両施設にとってのメリットを具体的に可視化できていない。そこで、本企画は出向事業がどのような成果をもたらしているかを探る企画とした。 出向事業においては、包括連携協力に関する協定書を取り交わし、岡山県南部に位置する川崎医科大学総合医療センターの看護師9名(経験年数4~9年)が2019年から2025年までに、1人6か月から1年の期間で岡山県北部の津山中央病院へ出向している。出向看護師が興味(関心)をよせた点は、岡山県北部の三次救急医療と在宅医療であり、実際にはHCUや救急外来などの重症・救急医療から訪問看護ステーションなどの在宅医療に至るまで経験をしていた。 本事業の開始にあたり、出向元で概要を説明したうえで出向先での事前見学・面接を経て出向となる。出向先では、受け入れ態勢として、住まいや生活への配慮と共に、配置される医療現場の職員への目的等の周知を工夫した。受け入れた看護現場では、看護体制やケア方法などの情報を聞き、業務に取り入れたことでケアの充実につながっていた。さらに出向看護師の看護への姿勢、学ぶ意識の高さに刺激を受け、出向先の看護師が自己を振り返るチャンスとなっている。 出向看護師が本事業を通して学んだことは、「救急医療の学びが多く、今後の業務に役立つと思う。」「強固なチーム医療を学べて楽しかった。」などであり、出向元では学べない医療・看護の実際を経験していた。 今回、出向看護師による業務の実際や学びの報告に加えて、出向元と出向先での体制整備などの議論を通じて、本事業の成果と何がメリットであったかを探りたい。 本企画が、今後の地域医療ニーズに応える医療人材提供体制の参考になれば幸いである。
