セッション詳細
【ランチョンセミナー10】MG患者さんへの分子標的薬の在宅自己注射指導における看護師の役割と在宅自己注射・指導のポイント
2026年9月19日(土) 11:40 〜 12:40
第8会場(ANAクラウンプラザホテル岡山 [1F] 曲水(東))
座長:櫻井 謙三(聖マリアンナ医科大学脳神経内科講師)
講師:櫻井 謙三(聖マリアンナ医科大学脳神経内科講師)
石川 成美(聖マリアンナ医科大学病院)
共催:ユーシービージャパン株式会社
講師:櫻井 謙三(聖マリアンナ医科大学脳神経内科講師)
石川 成美(聖マリアンナ医科大学病院)
共催:ユーシービージャパン株式会社
神経難病の一つである重症筋無力症は、眼瞼下垂や複視、構音障害や四肢筋力低下、呼吸不全などの「脱力」をきたす自己免疫疾患である。本邦には3万人強の患者がいるといわれており、比較的遭遇頻度の多い疾患である。 重症筋無力症はかつては生命に影響を及ぼしうる疾患であったが、人工呼吸器の普及やステロイドや免疫抑制剤、血液浄化療法やγグロブリン大量静注療法の普及で大幅に機能改善がみられ、現在では生命の危機を脅かすことは極稀となった。一方、患者QOLは決して高くなく、身体機能と十分な相関がなされておらず、患者治療満足度の低い疾患としても知られている。 近年、多数の分子標的薬が重症筋無力症に認可され、治療の選択肢が大幅に広がり、その結果患者QOL向上に大きく影響を及ぼしている。抗補体薬であるジルビスク®、抗FcRnモノクローナル抗体製剤であるリスティーゴ®も分子標的薬の一つであり、重症筋無力症の病勢の抑制に加え、患者QOL向上に大きく寄与している。両剤とも皮下注射製剤あるが、導入時には在宅自己注射指導および日常での注意点を共有していくことは、QOLを意識した治療をすすめていく上では非常に重要なことである。この、重症筋無力症の診療は医師だけではなく、看護師が前面に立って活躍すべき場面であり、本講演会ではここにフォーカスした内容を講演する。
