セッション詳細
【ランチョンセミナー11】老年症候群の特定と介入における漢方の意義
2026年9月20日(日) 11:40 〜 12:40
第1会場(岡山コンベンションセンター [1F] イベントホール(西))
座長:湯浅 美千代(順天堂大学大学院医療看護学研究科教授)
講師:杉本 研(川崎医科大学総合老年医学主任教授/川崎医科大学高齢者医療センター副院長)
共催:株式会社ツムラ
講師:杉本 研(川崎医科大学総合老年医学主任教授/川崎医科大学高齢者医療センター副院長)
共催:株式会社ツムラ
高齢者医療において、フレイルをはじめとした老年症候群は、原因は多様であるが、放置すると生活の質(QOL)や日常生活動作(ADL)を低下させる、高齢者に多くみられる一連の症候と定義されます。加齢に伴う生理的・病的・社会的機能の低下を背景に、複数の疾患や要因が関与して発症するため、医療・看護・介護の連携による包括的対応が求められます。老年症候群には、食思不振、転倒、抑うつ、不眠、便秘など多様な症候が含まれますが、その原因の特定には関連因子の相互関係を明らかにすることが重要です。とくに意欲低下が背景にある場合には、関連因子を特定しても非薬物療法を含む介入が奏功しないことが少なくありません。 このような状況において、漢方薬(特に補剤)による老年症候群への介入は、単一症候の改善にとどまらず、患者のレジリエンスを賦活化し、複合的な機能低下の悪循環を断ち切る可能性があります。本セミナーでは、老年症候群の特定と介入における漢方の意義について概説し、要介護への移行防止における役割について考察します。本セミナーが日常診療および高齢者医療の一助になる様企画致しました。
