第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 大阪

第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 大阪

2023年9月29日〜9月30日大阪国際会議場
日本看護学会学術集会
第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 大阪

第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 大阪

2023年9月29日〜9月30日大阪国際会議場

[SY2-1]価値の可視化と、価値を生み出す組織創りを通じた社会課題解決

藤野 泰平(みんなのかかりつけ訪問看護ステーション代表取締役)
【抄録】
 地域ケアにおいて、安心は大切だが、安心という手段の先には、個別の生活の継続性、すなわち幸せな日々と最期があるのではないかと考えている。我々も社内教育に、その人の幸せとは何か?を知り、支援するようなカリキュラムを導入している。病気になっても幸せに生きられるということができれば、病気になった後の人生のイメージが変わるのではないかと考えている。
 また医療の質を改善するため、社会を動かすためにも、価値の可視化が必要不可欠である。我々は、医療の質安全管理室を設立し、再入院予防や在宅看取り率等のデータ収集を行い、多店舗にて比較分析することで、質の向上と可視化への挑戦を行っている。
 一方現在訪問看護がない自治体は、全国約26%とされている。社会保障を担っている我々としては、訪問看護がない、へき地にも社会インフラとしての訪問看護を設置し、役割を果たしたいと模索している。それを実現するためには、人材確保、事業継続性、タスクシフト、IT 活用等総合的な施策が必要となる。全国27 事業所を運営する大規模ステーションだからこそできる、日本の隅々まで最高のケアを届ける挑戦を紹介したい。