[KR2-2]私たちの今を知ること
○萱間 真美(国立看護大学校大学校長)
【抄録】
レジリエンスは、困難を跳ね返す力である。弾力があり、圧力を受けたときにたわみ、そのパワーをためて跳ね返せば、回復に向かうこともできる。しかし、疲れ切って余力を失い、弾力をなくせば、折れてしまう。心が折れる状態である。コロナ禍を経て、疲れて余力を失っている個人、組織が多いと感じる。人と人とのコミュニケーションを重視し、分かち合い、支え合うことで保ってきた看護のパワーは、まだ傷んだままである。
マスクを外せない医療現場では、社会との距離や時差を感じる。医療の現場に対する共感や理解が、広く共有されたように思ったのはつかの間だったなと感じる。社会もまた余力をなくしている。もしかしたら、これはずっと、ある意味では変わらないのかもしれない。
私たちは、回復(リカバリー)の途上にある。コロナ禍をともに乗り越えたことに誇りを持ちつつ、今の状況を理解し、先を急ぎすぎることなく歩みを進めるためには、支えが必要だ。
この交流集会が、共に支え合う場になることを願っている。
レジリエンスは、困難を跳ね返す力である。弾力があり、圧力を受けたときにたわみ、そのパワーをためて跳ね返せば、回復に向かうこともできる。しかし、疲れ切って余力を失い、弾力をなくせば、折れてしまう。心が折れる状態である。コロナ禍を経て、疲れて余力を失っている個人、組織が多いと感じる。人と人とのコミュニケーションを重視し、分かち合い、支え合うことで保ってきた看護のパワーは、まだ傷んだままである。
マスクを外せない医療現場では、社会との距離や時差を感じる。医療の現場に対する共感や理解が、広く共有されたように思ったのはつかの間だったなと感じる。社会もまた余力をなくしている。もしかしたら、これはずっと、ある意味では変わらないのかもしれない。
私たちは、回復(リカバリー)の途上にある。コロナ禍をともに乗り越えたことに誇りを持ちつつ、今の状況を理解し、先を急ぎすぎることなく歩みを進めるためには、支えが必要だ。
この交流集会が、共に支え合う場になることを願っている。
