第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

2023年11月8日〜11月9日パシフィコ横浜ノース
日本看護学会学術集会
第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

2023年11月8日〜11月9日パシフィコ横浜ノース

[KR3-2]労働者の健康を支える産業保健体制のこれから~働く人を支える保健師、看護師の活動~

相良 真由美(神奈川産業保健総合支援センター相模原地域産業保健センター登録保健師・コーディネーター)
【抄録】
 国からの支援により運営されている地域産業保健センターは、各都道府県に設置されている産業保健総合支援センターの地域窓口として、労働者50 名未満の小規模事業所を対象に産業保健サービスを無料で提供しています。私はその地域産業保健センターで、全国でも数少ない「コーディネーター兼保健師」として活動しています。小規模事業所の場合、産業医や産業保健スタッフがいないことが多く、従業員の健康管理に迷われたり困ったりする場面が多々あると思います。そういう時にサポートできる存在でいたいと積極的に携わっています。
 当センターのサービスの1つに健康診断の結果に基づく産業医からの意見聴取があります。健康診断を受けたままにするのではなく、その結果に基づいた事後フォローを行うことで、自らの健康や従業員の健康の維持を促し、健康に働くことのできる環境づくりに資すると考えています。
 そこで、意見聴取の結果を返却するとき、産業医の指示のもと、ほとんどの事業所に対して、個別面談もしくは、労務管理の担当者に保健指導を行っています。同時にメンタルヘルス不調など従業員の健康で困ったことはないか確認し、必要に応じて、保健所や健康診断機関等に繋げるなど、今まで産業医だけではできなかった、きめ細かいサポートもできるようになりました。そのような活動内容を紹介していきたいと思います。