[SK1-1-2]新型コロナウイルス感染症軽症者等宿泊療養施設の運用および入所者への看護に関する実態調査―新興感染症への備えと新たな看護方法の創出に向けた基礎的研究―
中畑 千夏子1, 御子柴 裕子2, 細田 江美2, 江頭 有夏2, 望月 経子2, 坂田 憲昭2, 東 修2, 宮崎 ゆか3(1.長野県看護大学人間基礎科学講座病態・治療学分野講師/認定看護師教育課程感染管理分野主任教員, 2.長野県看護大学, 3.長野県立病院機構長野県立木曽病院)
【抄録】
令和2 年4 月、厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の軽症者等について、自治体の研修施設や民間の宿泊施設での療養を行う方針を都道府県に示した。この宿泊療養施設で必要とされる業務は、看護師が行う入所者の健康観察に加え、生活支援、搬送、清掃などである。これらの業務は、原則として入所者と直接接触する機会を避け、ICT 等を活用した非対面式で実施されてきた。
本研究の目的は、A 県の宿泊療養施設における運用上の課題に対処するための基礎的な資料を収集し、入所者との直接的な関わりが制約された状況で看護にどのような工夫や変化が生じたかを明らかにすることである。そのために、宿泊療養施設の業務に従事した看護者に対してインタビューや質問紙を用いた調査を行った。
今回の新型コロナウイルス感染症による世界的流行の以前に、国や自治体の方針として、宿泊施設が新興感染症に対する療養の場として提供された例はない。本研究では、この非常事態において実際に起こった事象を明らかにしたうえで、今後の新興感染症の発生時に備えるため、宿泊療養施設における看護の課題と対応策について検討した。
令和2 年4 月、厚生労働省は、新型コロナウイルス感染症の軽症者等について、自治体の研修施設や民間の宿泊施設での療養を行う方針を都道府県に示した。この宿泊療養施設で必要とされる業務は、看護師が行う入所者の健康観察に加え、生活支援、搬送、清掃などである。これらの業務は、原則として入所者と直接接触する機会を避け、ICT 等を活用した非対面式で実施されてきた。
本研究の目的は、A 県の宿泊療養施設における運用上の課題に対処するための基礎的な資料を収集し、入所者との直接的な関わりが制約された状況で看護にどのような工夫や変化が生じたかを明らかにすることである。そのために、宿泊療養施設の業務に従事した看護者に対してインタビューや質問紙を用いた調査を行った。
今回の新型コロナウイルス感染症による世界的流行の以前に、国や自治体の方針として、宿泊施設が新興感染症に対する療養の場として提供された例はない。本研究では、この非常事態において実際に起こった事象を明らかにしたうえで、今後の新興感染症の発生時に備えるため、宿泊療養施設における看護の課題と対応策について検討した。
