第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

2023年11月8日〜11月9日パシフィコ横浜ノース
日本看護学会学術集会
第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

2023年11月8日〜11月9日パシフィコ横浜ノース

[SY4-3]吹田病院における多様で柔軟な働き方~くわいナース制度の取り組みを通じて~

佐藤 美幸(大阪府済生会吹田病院看護部長)
【抄録】
 当院では2008 年から、潜在看護師を活用するために「働く時間や曜日を自分で決める働き方」に取り組んでいる。月1~ 2 回、1 回2 時間から自分の働ける時間に働く看護師を「くわいナース」と呼び貴重な戦力として活躍している。当初は「短時間だけ来てもらっても仕方ない」など否定的な意見が多かった。全ての業務をしてもらうのではなく、来てもらったくわいナースに何をしてもらうのか現場で考えるようになり、今では「いてくれて有り難い」存在として定着している。業務は保清が中心であるが、看護師の負担軽減につながり、くわいナースもライフスタイルに合った働き方ができるためWIN-WIN の関係が成り立っている。
 人員確保は看護部門だけの課題ではなく、事務部門をはじめ施設全体で取り組む必要があるが、夜勤をしないなど働き方に制限のある看護師が増え、業務を一人の看護師で完結させることが難しくなっている。これまでのように、皆が同じように患者を受け持ち、ケアを行う前提ではなく、受け入れる側が今いる人材に何をしてもらうのか柔軟に考えることが重要である。