第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

2023年11月8日〜11月9日パシフィコ横浜ノース
日本看護学会学術集会
第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

第54回(2023年度)日本看護学会学術集会 横浜

2023年11月8日〜11月9日パシフィコ横浜ノース

[SY5-2]他職種とのタスク・シフト/シェアで看護の専門性を発揮するために

淺香 えみ子(東京医科歯科大学病院副病院長/看護部長)
【抄録】
 タスク・シフト/シェアを検討する際には、その職種にしかできない(その職種の実践が最も有効的に機能する)もの以外を他の職種にシフトするという考えが置かれます。その結果、その職種の専門性が高まり対象へ良い効果を生むことが見通せることが必要です。そのためには、タスク単体で扱うのではなく、医療サービスに一連として扱うことが有用です。
 タスク・シフト/シェアは、特定の職種間業務だけを対象にしていても効果は期待できません。多くの職種の身分法、役割を理解したうえで全タスクを俯瞰しながら検討することが必要です。看護師が関わるタスク・シフト/シェアにおいては、看護の専門性を実務レベルで説明できなければなりません。対象や状況の個別性に応じて対象が望む状態を目指し、療養上の世話と診療の補助を行うことを看護の専門性とし、それに有効なタスクをシフト/シェアします。単なる業務・処置をタスクとせず、その結果が対象の目標達成に資する一連の業務であることを確認します。
 タスク・シフト/シェアすることで対象のより良い成果につながることを共有の理念において取り組む必要があると考えます。