セッション詳細

[S20]シンポジウム 20_区別をつなぐ・問い直す・超える -家庭医療(学)における「こころ」と「からだ」を再考する-

2026年5月31日(日) 8:30 〜 10:00
第4会場(Room B-2)
座長:宮地 純一郎(名古屋大学大学院医学系研究科 地域医療教育学講座 / 医療法人 北海道家庭医療学センター)
家庭医療は区別を「つなぐ・問い直す・超える」ことで、発展してきた。マックイニーは自然科学と人文・社会科学をつなぎ、リーブは卓越したジェネラリスト診療において、エビデンスと物語をナレッジ・ワークの視点で超えることの重要性を示した。
このシンポジウムでは、そのあり方を踏襲し、家庭医療・総合診療における「こころ」と「からだ」という区別を超えた視点を様々な深さから論じる。具体的には、臨床問題の視点(MUSを再定義した遷延性身体症状)、アプローチの視点(トラウマインフォームドケア、ナラティブベースドプラクティス、オープン・ダイアローグ)、医療人文学の視点(文学理論・現象学)を横断する。全体討論では、こころとからだの区別を超えた視座をケアへ生かすには?といった実践的問いから、人とは何か、総合診療・家庭医療の発展を支える「区別」の扱い方とは何か、という学術的問いまで扱う。

[S20-01]メルロ=ポンティにおける「実存」から考える「こころ」と「からだ」

*横田 雄也1 (1. 岡山大学学術研究院医歯薬学域 瀬戸内(まるがめ)総合診療医学講座)

[S20-02]二元論を超えて臨床をひらく:両義性・応答責任・多声性からの再考

*孫 大輔1 (1. 鳥取大学医学部地域医療学講座)

[S20-03]家庭医療の現場の再考

*加藤 光樹1 (1. 社会医療法人天神会まどかファミリークリニック)