セッション詳細
[OS11]シンポジウム(オンデマンド)11_Genespelist白熱教室!! 考える医療〜その検査・治療、本当に必要ですか〜
座長:鈴木 聡(市立旭川病院 総合内科)、原 将之(京都済生会病院)
医療サービスの約10〜20%は患者アウトカムの改善に寄与しない低価値医療とされ、医療費の増大や患者負担の増加を招くことが指摘されています。一方で、検査や治療の適切な選択は、利益・害・コストを総合的に評価することで初めて実現される高価値医療につながります。そして、このような意思決定においては、医師と患者との対話を通じて価値観を共有し、共に最適解を導くshared decision makingが重要であると考えられます。本シンポジウムでは、「その検査・治療、本当に必要か」を問い直し、日常診療に潜む低価値医療を再考する機会を提供します。Genespelist(ジェネラルマインドを持つスペシャリスト)という視点から、症例ベースで「やりすぎ医療」を具体的に検討します。Case 1では腫瘍マーカーやANA検査の適応、肺結節フォロー、高齢者へのベンゾジアゼピン投与、TAVIの適応といった臨床上の判断を取り上げます。Case 2では、悪性疾患の化学療法や維持透析、生活習慣病治療の継続判断、在宅での医療的対応など、「いつまで行うか」という視点から治療の価値を再考します。症例提示とディスカッションを通じて、専門領域の知見と総合的視点をつなげることで、知識の伝達だけでなく内省と対話を重視した臨床判断の再構築を促します。専門分化が進む現代においてこそ、相互に知識と視点をつなげる、そして学びがつながることが、高価値医療の実践に直結します。本セッションは、その具体的な思考プロセスと実践のヒントを共有する場となることを目的としています。
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[OS11-01]-
*鈴木 聡1 (1. 市立旭川病院 総合内科)
[OS11-02]-
*原 将之1 (1. 京都済生会病院)
[OS11-03]-
*田村 志宣1 (1. 和歌山ろうさい病院)
[OS11-04]-
*梶本 賀義1 (1. 和歌山県立医科大学附属病院紀北分院 内科・総合診療科)
[OS11-05]-
*大武 陽一1 (1. たけお内科クリニック からだと心の診療所)
[OS11-06]-
*西山 大地1 (1. 市立福知山市民病院)
[OS11-07]-
*大山 京佳1 (1. 菊川市立総合病院)
[OS11-08]-
*三河 貴裕1 (1. 山梨県立中央病院)
