講演情報

[U05-18]Future Earthにおける人材育成の課題と展望 -環境リーダー人材ネットワークの活用-

*辻村 真貴1 (1.筑波大学生命環境系)

キーワード:

環境リーダー、グローバルリーダー、人材育成、人材ネットワーク

地球規模課題の解決を通じた持続可能な未来地球の創造を意図した統合研究の基盤・ネットワークである、Future Earthにおいて、近い将来当該研究・取組を主体的に担っていく人材を育成することは、最も重要な課題である。
平成20年度から50億円以上の国費を投じ実施されてきた、社会システム改革と研究開発の一体的推進(旧 科学技術戦略推進費)による戦略的環境リーダー育成拠点形成事業(環境リーダー育成事業)も、26年度までの間に全17大学が事業を終了するとともに、最終的に合計約1300人の環境リーダーが輩出された。
俯瞰力、国際性、グローバルな視点、持続可能性思考力等の統合的・普遍的能力から、低炭素技術、流域、環境修復、気候変動適応、水資源、エネルギー等の環境技術まで、きわめて幅広いキーワードからなる能力・技能を有する環境リーダー人材が、我が国から輩出されるのに際し、この人的資産を種々の地球規模課題解決に生かす仕組み・枠組みを構築する必要がある。
本講演では、環境リーダー事業による育成人材の特性やネットワークを紹介し、Future Earthにおける人材育成の中核となる可能性を模索する。