講演情報

[PEM13-P29]あらせ搭載HEPのGeant4モデル計算と放射線内帯粒子観測

*戸田 穂乃香1、三宅 亙1、三谷 烈史3、高島 健3、三好 由純2、PARK INCHUN2、堀 智昭2 (1.東海大学、2.名古屋大学/ISEE、3.JAXA/ISAS)

キーワード:

あらせ、放射線帯プロトン、HEP

あらせに搭載されたHEPは70 keV ~ 2 MeVの電子を観測する機器である。このHEPでは外帯のみならず、内帯において高いカウントがMeVのエネルギーレンジで計測されている。Van Allen Probesでは内帯の電子はMeV以上ではほとんど計測されていない。おそらくは高エネルギープロトンの混入によりHEPにカウントが生じていると考えられる。これを検証するとともに、プロトンのエネルギーを特定することを目的として、Geant4によるモデル計算を行ってきた。その結果、数MeV~数十MeVの高エネルギープロトンが寄与していることが分かってきた。このエネルギー帯のプロトンを計測する機器はあらせ衛星には搭載されていない。電子計測器HEPの内帯での観測データをもとにした、高エネルギープロトンの空間分布や時間変動の研究の可能性を考察する。