講演情報

[O05-03]四国のジオパーク・ジオパーク関係地域から見る,付加体の上での生き方★招待講演

*殿谷 梓1、今井 悟2、榊山 匠3、小笠原 翼4 (1.三好市役所 まるごと三好観光戦略課、2.土佐清水ジオパーク推進協議会、3.西予市役所 総務企画部 まちづくり推進課 ジオパーク推進室、4.室戸ジオパーク推進協議会)

キーワード:

ジオパーク、四国の付加体

付加体とは,海洋プレートが大陸プレートの下に沈み込む時に,海洋プレート上の堆積物や火山噴出物などが剥ぎ取られ,陸側に付加されたものである.四国の6割以上は,過去の海洋プレートの沈み込みによってできた付加体から成る.

四国の付加体の北境は,四国をほぼ東西に貫く中央構造線であり,その南側に位置する大地の大部分は,様々な時代に形成された付加体から成る.中央構造線から南側に向かって,三波川帯,御荷鉾帯,秩父帯,黒瀬川帯,四万十帯が分布し,それらの地質帯はどれもほぼ東西方向に広がっている.また各地質帯の形成年代については,一部例外を除き,南へ向かうにつれて新しくなる傾向を示す.

四国に点在しているジオパークおよびジオパーク関係地域は,そのほとんどが付加体からなる大地の上にある。これらの地域では,特徴的な地質・地形と共存した生態系や歴史文化が育まれている.

本発表では,付加体の上で育まれた特徴的な生態系や歴史文化について、四国内のジオパークおよびジオパーク関係地域を通して紹介する.