講演情報
[PPS07-P06]はやぶさ2タッチダウン運用時のリュウグウ表面にある岩塊のボルダー運動の解析に基づく密度推定
*橘内 昂介1、亀田 真吾1、巽 瑛理2、坂谷 尚哉3、橘 省吾4、森 治3、杉田 精司4、本田 理恵5、諸田 智克4、横田 康弘3、神山 徹6、鈴木 秀彦7、山田 学8、本田 親寿9、早川 雅彦3、吉岡 和夫4、長 勇一郎4 (1.立教大学、2.カナリア天文物理学研究所、3.国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構、4.東京大学、5.高知大学、6.国立研究開発法人産業技術総合研究所、7.明治大学、8.千葉工業大学惑星探査研究センター、9.会津大学)
キーワード:
ラブルパイル構造
「はやぶさ2」はC型小惑星「リュウグウ」からサンプルを持ち帰る計画である。小惑星探査機はやぶさ2は2019年2月22日にリュウグウへのタッチダウンに成功した。これまでの観測からリュウグウは全体の空隙率が50%以上と比較的高く、表面には大きな石がたくさんある事がわかっている。これらの特徴からリュウグウはラブルパイル構造をしている可能性が高いことが分かっている。空隙率(マクロポロシティー)を推定するためにはリュウグウ表面の石のバルク密度が必要である。現在推定されている全体の空隙率はリュウグウにスペクトルが似た2つの炭素質の隕石の粒子密度の値を用いて計算されている。その2つとはCIコンドライトとCMコンドライトである。これらの粒子密度はそれぞれ、2.42±0.06 g/cc、2.74-3.26 g/ccである。この値を用いて全体の空隙率を推定するとそれぞれ51±1%、57~63%となる。
2月22日のはやぶさ2タッチダウンで、機体に取り付けられている光学航法カメラONC-W1はタッチダウンの様子を可視光にて捉えている。本発表では画像を解析しリュウグウ表面の石の密度を推定した。その値を2つの炭素質隕石と比較することでリュウグウが実際にラブルパイル構造であることを検証する。
2月22日のはやぶさ2タッチダウンで、機体に取り付けられている光学航法カメラONC-W1はタッチダウンの様子を可視光にて捉えている。本発表では画像を解析しリュウグウ表面の石の密度を推定した。その値を2つの炭素質隕石と比較することでリュウグウが実際にラブルパイル構造であることを検証する。