石油学会 第65回年会(第71回研究発表会)

石油学会 第65回年会(第71回研究発表会)

2023年5月29日〜5月30日タワーホール船堀(東京・江戸川区)
石油学会 年会(研究発表会)
石油学会 第65回年会(第71回研究発表会)

石油学会 第65回年会(第71回研究発表会)

2023年5月29日〜5月30日タワーホール船堀(東京・江戸川区)

[A01]エタノール水溶液を用いるリグニンモデル部位化合物の単環芳香族への連続変換反応

○谷口 賢吉1、Etty Kusumawati1、七尾 英孝1、佐藤 修2、山口 有朋2、白井 誠之1,2(1. 岩手大学大学院 理工学研究科、2. 産業技術総合研究所 化学プロセス研究部門)
有限な石油資源の代替の一つとして再生可能資源であるバイオマス資源が注目されている。木質バイオマスの成分であるリグニンは芳香環が複数の結合様式で結合した三次元構造を有する天然の高分子化合物であり、部分分解することで芳香族化合物などの有用な化合物が得られる。連続的に高収率で変換することは大量生産可能なプロセスの構築のために重要となってくる。今回我々は高温のエタノール水溶液と二酸化炭素を用い流通式反応器によるリグニンモデル部位化合物の連続変換を検討した。