[A09]Pt担持Mo亜酸化物触媒を用いたCO2-メタノール変換反応における可視光照射の影響
○桑原 泰隆1、浜原 幸治1、山下 弘巳1(1. 大阪大学)
モリブデン亜酸化物は触媒活性点としての酸素欠陥と表面プラズモン共鳴に由来する可視光吸収特性とを兼ね備えている。Pt担持モリブデン亜酸化物を用い、200 ℃、20 atmでのCO2水素化反応を行うとCO、メタノール、メタンが生成した。さらに、触媒に可視光照射を行うと各生成速度が向上した。検討の結果、可視光照射下では主に触媒が局所的に加熱されることで、反応速度が加速されるものと推測された。
