[B05]希土類酸化物担持Ni触媒における担体の高表面積化がアンモニア分解活性に与える影響
○石田 晴起1、室山 広樹1、松井 敏明1(1. 京都大学)
アンモニアは運搬・貯蔵性、カーボンフリーなどといった面から注目されている水素キャリアの1つである。そのため、アンモニア分解触媒はこれまで様々な研究が行われてきた。本研究室の研究から希土類酸化物を担体としたNi触媒は高いアンモニア分解活性を示すことがわかっている。触媒活性において担体の表面積は重要な要素の1つであり、表面積が増加すると金属分散性が向上し活性点が増加し、触媒活性が向上する。そこで本研究では触媒の高表面積化により、アンモニア分解活性のさらなる向上を試みた。
