[B16]n-C16溶媒中におけるポリプロピレン分解反応のためのBetaゼオライト触媒の開発
○男全 匠1、加茂 徹2、酒井 求4、松方 正彦1,2,3(1. 早稲田大学 先進理工学研究科 応用化学専攻、2. 早稲田大学ナノ・ライフ創新研究機構、3. 早稲田大学理工学術院総合研究所、4. 早稲田大学 先進理工学部)
廃プラスチックを石油化学成分の炭化水素にまで戻すケミカルリサイクルの実用化に向け、PPをn-C16溶媒中で分解するための触媒の検討を行った。触媒としてはPPを石油化学成分に選択的に分解できるものとしてBetaゼオライトを選択し、ゼオライトにメソ孔を形成し外表面積を増大させる手法として知られるアルカリ処理も採用しつつ活性試験を行った。その結果、PPの分解と触媒の酸量及び外表面積との間には正の相関があることが確かめられた。
