石油学会 第65回年会（第71回研究発表会）
2023年5月29日〜5月30日タワーホール船堀（東京・江戸川区）
石油学会 第65回年会（第71回研究発表会）
2023年5月29日〜5月30日タワーホール船堀（東京・江戸川区）
[C05]熱変性した結晶性Mo-V複合酸化物のアルカン酸化触媒能
○下田 光祐1、岡倉 知宏2、牧澤 昌史2、石川 理史2、鳥屋尾 隆1、清水 研一1、上田 渉2(1. 北海道大学触媒科学研究所、2. 神奈川大学工学部物質生命化学科)
熱処理温度の異なる斜方晶Mo-V複合酸化物（MoVO）を用いてプロパンアンモ酸化反応を行うと、熱処理温度が増加するにつれ、アクリロニトリル収率が向上した。また、MoVOを金属元素溶液中で水熱処理したMoVMO（M= Nb, Ta, W, Te）を用いた場合も、MoVOと同様に熱処理温度の増加によりアクリロニトリル収率が向上した。熱処理中に形成した触媒局所構造によりアクリロニトリル収率が向上したと考察した。