[C06]結晶性Zr3SO9触媒の局所構造で発現する酸触媒機能
○石川 理史1、タオ メイリン1、池田 拓史2、安村 駿作3、下田 光祐3、大須賀 遼太4、ジング ユアン3、鳥屋尾 隆3、清水 研一3、松橋 博美5、上田 渉1(1. 神奈川大学、2. 産業技術総合研究所、3. 北海道大学、4. 東北大学、5. 北海道教育大学)
結晶性Zr3SO9は硫酸根ジルコニア触媒(ZrS)と共通した構造特徴を有し、ZrSよりもはるかに高い酸触媒活性を示すことから、ZrSの真の触媒活性構造と言える。本研究では結晶性Zr3SO9触媒の結晶構造と触媒活性の関係を調べることで、酸触媒活性を生む局所構造を解明した。露わになった触媒活性構造は、美しいまでに秩序だった局所構造であった。
