大会長挨拶
第48回日本内観学会大会開催にあたって
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第48回日本内観学会大会 大会テーマ:「時代が求める内観」
大会長 鈴木 康広 (佛教大学 教授) | ![]() |
第48回内観学会は、佛教大学(教育学部臨床心理学科)の主催で、京都市北区の佛教大学紫野キャンパスで開催させていただくこととなりました。大和内観研修所の真栄城輝明先生が前特任教授として佛教大学で教鞭をとっていたご縁で、2018年5月に第41回日本内観学会大会・第7回国際内観療法学会を佛教大学で併催して以来の7年ぶりの京都での開催となります。故吉本伊信先生の言葉に「本質を変えずに、時代の変化に対応した内観療法の工夫をしていってほしい。」がありますが、それを踏まえてメインテーマを「時代が求める内観」としました。工夫の実際について「外来内観療法」に関するものをシンポジウムに、工夫の一例として「集中内観における夢分析」を大会長講演・特別講演として企画しました。
「時代が求める内観」の発展・深化には、理論と実践の両輪が必要です。参加者の皆様の症例(事例)や内観体験の報告の共有と討議・検討が不可欠です。参加および、可能であれば実践報告もお願いいたします。
新緑の京都にて、「時代が求める内観」が実感できる大会にしてゆきたいと思います。

