講演情報

[PEL-座長][座長抄録] 補綴の力

*村田 比呂司1 (1. 長崎大学大学院 医歯薬学総合研究科 歯科補綴学分野)
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キーワード:

補綴、補綴臨床、補綴領域の研究

2025年6月に開催される総会および新理事による理事会を経て、鶴見大学歯学部口腔リハビリテーション補綴学講座の大久保力廣教授が第41代理事長に就任される。
 大久保先生は1986年に鶴見大学歯学部をご卒業され、1990年に同大学大学院歯学研究科を修了され、細井紀雄元教授のもと、助手、講師を歴任された後、2009年鶴見大学歯学部歯科補綴学第一講座教授に就任された。その後、講座名の変更等があり、現在は口腔リハビリテーション補綴学講座の教授としてご活躍されている。さらに2018年からは同大学歯学部長の要職も務められている。1996年より米国のBaylor College of Dentistryにおいて研究に従事されている。公益社団法人 日本補綴歯科学会では、学術委員会、修練医・認定医・専門医認定委員会、編集委員会、国際渉外委員会、社会保険・医療問題委員会等、多くの重要な委員会の委員長を歴任され、西関東支部支部長を含め長年にわたり本学会の発展にご尽力していただいた。現在は副理事長として、窪木理事長を支えながら本学会の運営を精力的に行っておられる。2017年、パシフィコ横浜で開催された第126回学術大会では、大久保先生の歯科補綴学の目的は臨床にあるとの強い信念のもと、新たな企画としてハンズオンセミナーがはじめて本学会学術大会に導入され、以後、本学術大会ではなくてはならない企画となっている。
 大久保先生には、「補綴の力」と題して、日本、そして世界の歯学研究、歯科医療に大きく貢献する日本補綴歯科学会の今後2年間の将来を見据えた学会運営方針をお話しいただく。