講演情報
[CSU2-1]部分歯列欠損の補綴歯科治療-診査・診断と義歯設計
*渡邉 恵1 (1. 徳島大学大学院医歯薬学研究部 口腔顎顔面補綴学分野)
キーワード:
部分床義歯、欠損歯列、義歯の設計
令和6年の歯科疾患実態調査では8020運動の達成者が61.5%であったが,同時に80歳以上の部分床義歯装着者は50%を超えていた.同調査で発表された1人平均喪失歯数は70歳以上で6.7本,85歳以上では約14本であり,超高齢社会の我が国において欠損補綴の需要が極端に減ることはなく,まだしばらくは可撤性義歯による治療が求められると考えられる.
予知性の高い欠損補綴治療を行う上で考えなければならないことは,欠損に至るまでのヒストリーと,欠損が今後どのように展開していくのかという予測で,欠損歯列を連続した慢性疾患と捉えて対応する必要がある.部分床義歯による治療は欠損形態や咬合関係,支台歯の位置や状態など症例のバリエーションが多彩で,どの患者にも当てはまる完璧な治療方法というものはおそらくないが,欠損に至る経緯を踏まえた上での症例に応じた考え方や診断にはある程度の道筋があると思われる.部分床義歯治療を成功に導くためには,基本知識を整理して,的確に診査・診断し,それに基づいた治療計画を立てて実行することが重要であることは他の歯科治療と同様である.
本講演では,補綴歯科専門医を目指す若手の歯科医師に向けて,欠損補綴治療に必要とされる考え方や部分床義歯の設計についてお話しさせていただく.
予知性の高い欠損補綴治療を行う上で考えなければならないことは,欠損に至るまでのヒストリーと,欠損が今後どのように展開していくのかという予測で,欠損歯列を連続した慢性疾患と捉えて対応する必要がある.部分床義歯による治療は欠損形態や咬合関係,支台歯の位置や状態など症例のバリエーションが多彩で,どの患者にも当てはまる完璧な治療方法というものはおそらくないが,欠損に至る経緯を踏まえた上での症例に応じた考え方や診断にはある程度の道筋があると思われる.部分床義歯治療を成功に導くためには,基本知識を整理して,的確に診査・診断し,それに基づいた治療計画を立てて実行することが重要であることは他の歯科治療と同様である.
本講演では,補綴歯科専門医を目指す若手の歯科医師に向けて,欠損補綴治療に必要とされる考え方や部分床義歯の設計についてお話しさせていただく.
