講演情報

[CSU2-2]閉塞性睡眠時無呼吸患者に対する歯科的治療の勘所

*猪子 芳美1 (1. 日本歯科大学新潟病院)
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キーワード:

睡眠障害、閉塞性睡眠時無呼吸、口腔内装置

閉塞性睡眠時無呼吸(OSA:Obstructive Sleep Apnea) は,睡眠中に気道の閉塞または狭窄により無呼吸や低呼吸を繰り返す疾患です.未治療で放置すると心血管疾患などの原因となるばかりでなく,最近では認知症リスクの増大も指摘され,患者の生命予後に関係する疾患です.また,昼間の激しい眠気のために交通事故や労災のリスクが増し,仕事上のミスの原因にもなります.OSAに対する治療法は対症療法がほとんどですが,一般的な歯科医師が直接関われるのは口腔内装置(OA)治療です.OSA用OA治療は2004年に社会保険診療報酬に導入されておりますが,現在もOA治療は医科の診断に基づく治療であり,歯科単独で取り組むことはできません。したがって,医科との連携が必須となります.本セミナーでは,医科との連携において必要となるOSAに関する基本的な知識や検査のデータの読み方,実際のOAの製作方法,OAの治療効果判定,医科とのスムーズな連携についてお話させていただきます.また,OA装着に十分に効果が得られない場合,押さえておかなければいけないOSA以外の睡眠障害についてなど.明日からの臨床にすぐ利用できる内容となっております.