講演情報
[O2-1]歯科外来問診票の身長・体重,OF-5,握力による高齢患者の事前評価に関する研究
*玉置 勝司1、片岡 加奈子1、須藤 真行1、玉置 佳嵩1、遠又 靖丈2、田中 和美2 (1. 西関東支部、2. 神奈川県立保健福祉大学保健福祉学部栄養学科)
【目的】
一般歯科外来における高齢者患者の受診が増加しつつあり,その高齢者の健康寿命の延伸には歯科外来における全身的状態および口腔状態の把握は重要であり,特に高齢者の栄養状態1)の把握は必要不可欠な項目である.そこで,一般歯科外来における初診時に行う問診票に身長・体重、握力2),そしてOF-5チェックリスト3)を追加し,高齢者の歯科診療の事前評価としての有用性について検討した.なお,発表に際し患者の同意は得ている.
【方法】
1.対象患者口腔領域に関する何らかの問題を主訴に、あるいは定期的な検診で歯科医院を初診および再初診で受診した日本語が理解できる50歳以上の患者とした.2.対象施設神奈川県内の一般歯科外来の3施設とした。3.問診票の項目(1)自己申告の身長と体重(BMIの算出)・・・低栄養の指標(2)利き手の握力(㎏)・・・全身の筋力の指標(3)オーラルフレイルに関する5つのチェクリスト(OF-5)・・・口腔機能の指標 4.事前評価(1)低栄養に関する事前評価(2)握力に関する事前評価(3)オーラルフレイルに関する事前評価
【結果と考察】
1.65歳以上で低栄養の患者は14.6%を示し,高齢者の低栄養に関する配慮が必要であった(図).2.年齢とともにOF-5は高くなる傾向を示し,高齢者の口腔機能低下に関する配慮が必要であった。3.年齢とともに握力は低くなる傾向を示し,高齢者の筋力に関する配慮が必要であった。問診票の身長・体重,OF-5,握力の項目は、歯科治療の事前評価の有用性が示唆された。
【参考文献】
1) 尾関麻衣子,遠又靖丈,戸原雄,平澤玲子,古屋裕康,仲澤裕次郎ほか. 舌圧と栄養状態との関連:歯科外来患者を対象とした横断研究.老年歯学,2025;39(4):216-224.
2)中東教江、山縣誉志江、栢下 淳.高齢者の舌圧が握力および食形態に 及ぼす影響.日本栄養士会雑誌 2015;58(4):43-47.
一般歯科外来における高齢者患者の受診が増加しつつあり,その高齢者の健康寿命の延伸には歯科外来における全身的状態および口腔状態の把握は重要であり,特に高齢者の栄養状態1)の把握は必要不可欠な項目である.そこで,一般歯科外来における初診時に行う問診票に身長・体重、握力2),そしてOF-5チェックリスト3)を追加し,高齢者の歯科診療の事前評価としての有用性について検討した.なお,発表に際し患者の同意は得ている.
【方法】
1.対象患者口腔領域に関する何らかの問題を主訴に、あるいは定期的な検診で歯科医院を初診および再初診で受診した日本語が理解できる50歳以上の患者とした.2.対象施設神奈川県内の一般歯科外来の3施設とした。3.問診票の項目(1)自己申告の身長と体重(BMIの算出)・・・低栄養の指標(2)利き手の握力(㎏)・・・全身の筋力の指標(3)オーラルフレイルに関する5つのチェクリスト(OF-5)・・・口腔機能の指標 4.事前評価(1)低栄養に関する事前評価(2)握力に関する事前評価(3)オーラルフレイルに関する事前評価
【結果と考察】
1.65歳以上で低栄養の患者は14.6%を示し,高齢者の低栄養に関する配慮が必要であった(図).2.年齢とともにOF-5は高くなる傾向を示し,高齢者の口腔機能低下に関する配慮が必要であった。3.年齢とともに握力は低くなる傾向を示し,高齢者の筋力に関する配慮が必要であった。問診票の身長・体重,OF-5,握力の項目は、歯科治療の事前評価の有用性が示唆された。
【参考文献】
1) 尾関麻衣子,遠又靖丈,戸原雄,平澤玲子,古屋裕康,仲澤裕次郎ほか. 舌圧と栄養状態との関連:歯科外来患者を対象とした横断研究.老年歯学,2025;39(4):216-224.
2)中東教江、山縣誉志江、栢下 淳.高齢者の舌圧が握力および食形態に 及ぼす影響.日本栄養士会雑誌 2015;58(4):43-47.

