講演情報
[P-45]液槽重合ハイブリッドレジンとCAD/CAM冠用レジンブロックのせん断接着強度比較
*神田 龍平1、橋本 典也2、末瀬 一彦3、鳥井 克典4、田中 順子4、柏木 宏介4 (1. 大阪歯科大学 医療イノベーション研究推進機構 先進医療研究センター 創成統合医療部門、2. 大阪歯科大学 歯科理工学講座、3. 関西支部、4. 大阪歯科大学 有歯補綴咬合学講座)
【目的】
本研究の目的は代表的な液槽重合ハイブリッドレジン材料と接着性レジンセメントとのせん断接着強度(SBS)を既存のCAD/CAM冠材料Ⅱと比較することであった.
【方法】
液槽重合ハイブリッドレジン材料として,SprintRayクラウン(SP)を,CAD/CAMハイブリッドレジンブロック材料として松風HCブロックハードⅡ (HC)およびジーシーセラスマートプライム(CS)を採用し,各群80個ずつ試料を準備した.接着システムとしてBautibond Xtremeと Bautilink SA (松風)を用いる方法(Sho法)およびAdhease® UniversalとVariolink® Esthetic DC (Ivoclar)を用いる方法(Ivoc法)の2種類を採用した.各サンプルをSho法またはIvoc 法に割り当て,演者らの以前の報告1)に従って0または20000回の冷温サイクル(TC)後のSBSを計測した.
【結果と考察】
SPはHC およびCSと比べて0TCにおいて低いSBSを示したものの,臨床的下限とされる5MPaを十分に上回る結果となった.また Sho法におけるTCによる影響は見られなかった.一方 Ivoc法でのSBSは各群約3-5MPa程度下振れする結果となった.加えて,Ivoc法におけるSBSはHCを除いてTCの有無にかかわらず同等の値となった. SPに着目すると, いずれの接着システムを用いた際のSBSも各CAD/CAM ハイブリッドレジンブロック材料に比べて低い傾向にあるものの,臨床的に許容できる範囲内であった.
【参考文献】
1) Zhong M, Kanda R, Tsuda S, Hashimoto Y, Zhang R, Fujii T, et al. Effects of PEEK surface treatment using alumina blasting or concentrated sulfuric acid etching in combination with functional monomers on shear bond strength to adhesive cement after artificial aging. Dent Mater J 2025;44:168-78.
本研究の目的は代表的な液槽重合ハイブリッドレジン材料と接着性レジンセメントとのせん断接着強度(SBS)を既存のCAD/CAM冠材料Ⅱと比較することであった.
【方法】
液槽重合ハイブリッドレジン材料として,SprintRayクラウン(SP)を,CAD/CAMハイブリッドレジンブロック材料として松風HCブロックハードⅡ (HC)およびジーシーセラスマートプライム(CS)を採用し,各群80個ずつ試料を準備した.接着システムとしてBautibond Xtremeと Bautilink SA (松風)を用いる方法(Sho法)およびAdhease® UniversalとVariolink® Esthetic DC (Ivoclar)を用いる方法(Ivoc法)の2種類を採用した.各サンプルをSho法またはIvoc 法に割り当て,演者らの以前の報告1)に従って0または20000回の冷温サイクル(TC)後のSBSを計測した.
【結果と考察】
SPはHC およびCSと比べて0TCにおいて低いSBSを示したものの,臨床的下限とされる5MPaを十分に上回る結果となった.また Sho法におけるTCによる影響は見られなかった.一方 Ivoc法でのSBSは各群約3-5MPa程度下振れする結果となった.加えて,Ivoc法におけるSBSはHCを除いてTCの有無にかかわらず同等の値となった. SPに着目すると, いずれの接着システムを用いた際のSBSも各CAD/CAM ハイブリッドレジンブロック材料に比べて低い傾向にあるものの,臨床的に許容できる範囲内であった.
【参考文献】
1) Zhong M, Kanda R, Tsuda S, Hashimoto Y, Zhang R, Fujii T, et al. Effects of PEEK surface treatment using alumina blasting or concentrated sulfuric acid etching in combination with functional monomers on shear bond strength to adhesive cement after artificial aging. Dent Mater J 2025;44:168-78.
