セッション詳細
[1-S]公募シンポジウム10(脳内マクロファージの統合的理解に向けて:脳の発達から疾患発症まで)
2026年3月16日(月) 14:10 〜 15:40
第2会場(A200)
座長:増田 隆博(九州大学 生体防御医学研究所)
脳を含む中枢神経系は、全身機能を統括する重要組織であることは疑いようもないが、その極めて高度な機能の獲得や維持において欠かすことのできないのが脳内マクロファージである。脳内マクロファージの一種であるミクログリアは、死細胞の除去や組織炎症の制御など典型的な免疫機能のみならず、ほぼすべての脳内生理現象に関わると考えられている。一方、脳周囲を覆っている髄膜や血管の周囲に存在する空間、脳脊髄液の産生を担う脈絡叢といった中枢と末梢との脳境界領域には脳境界マクロファージが存在する。本シンポジウムでは、多様な脳内マクロファージに焦点を当て、脳の発達過程における役割から疾患発症への関与まで、最新の研究成果を共有すると共に、今後の展望についても議論したい。
