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[2-SL]特別講演4 赤池 孝章 バイオカルコゲンの化学と生理機能:多彩な実装展開のポテンシャル

2026年3月17日(火) 9:30 〜 10:30
第1会場(マルチメディア教育研究棟 2階 講義室)
座長:西田 基宏(九州大学 大学院薬学研究院)
超硫黄分子とその多様な生理機能の発見から20余年が経過した。最新の展開として、生体内に大量に存在する超硫黄分子と超硫黄関連物質であるカルコゲン分子(bio-chalcogenides, バイオカルコゲナイド)を見出し、その生命機能の解明に取組んでいる。即ち、バイオカルコゲナイドの化学的特性に基づいた高精度な測定系を構築し、その生成機構、エネルギー代謝、酸化ストレス制御、炎症反応等の分子メカニズムの解明とそれを基盤にしたバイオカルコゲナイド研究の社会実装を目指している。実際、バイオカルコゲナイドは、ミトコンドリアの硫黄呼吸、レドックスシグナル伝達、感染防御、免疫調節、幹細胞機能など多岐にわたる生体の代謝応答に関わることが分かってきた。本講演では、超硫黄・カルコゲン分子研究の最近の動向を俯瞰し、健康長寿を志向した超硫黄医療の開発・展開と社会実装のポテンシャルを議論したい。

[2-SL-02]バイオカルコゲンの化学と生理機能:多彩な実装展開のポテンシャル

*赤池 孝章1 (1. 東北大・院医)
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