実行委員長ご挨拶

第83回分析化学討論会開催ご挨拶


 

       第83回分析化学討論会

     実行委員長 遠田 浩司


      富山大学学術研究部工学系


  2023年の第83回分析化学討論会は,富山大学で開催することとなりました。富山で分析化学討論会を開催するのは,1994年に開催された第55回分析化学討論会以来29年ぶりとなります。前回富山開催時は,交通の便に些か難がありましたが,2015年の北陸新幹線開通により特に首都圏方面からのアクセスが容易となり,また富山駅周辺の再開発も進んでまいりました。
 
 一方,2019年冬から世界中に拡がった新型コロナ禍は,3年を過ぎても収束の兆しが見えず,私たちの研究・教育活動だけではなく学会活動にも大きな影響を与えてきました。確かに完璧な感染対策であるオンラインでの学会は,時間的制約も少なく手軽に参加できるという利点もありますが,やはり学会会場に出向き,研究仲間と対面し些細なことも含めて様々な情報交換をすることが叶わないという「もどかしさ」を感じてまいりました。そのような状況の中,感染対策を取りながら茨城大学での第82回分析化学討論会がコロナ禍以降初めて対面で開催され,また岡山大学での第71年会も引き続き対面で開催されており,「もどかしさ」を解消してくださった実行委員の方々をはじめとする関係各位のご尽力に敬意を払うとともに,感謝の念に堪えません。
 
 現在,実行委員会では第83回分析化学討論会を対面で開催すべく準備を進めております。第82回討論会及び第71年会での感染対策を踏まえ,講演会場での着席方法,ポスター会場や休憩室等の感染対策を徹底すべく,検討を行っております。しかしながら,新型コロナの感染状況は決して予断を許すものではなく,開催形式に一部変更が出るかもしれません。変更があり次第,このweb pageにてお知らせいたします。何卒ご理解の程、お願い申し上げます。
 
 開催が予定されております富山大学五福キャンパスは,富山駅から路面電車(市内電車)で15分,バスで20分の距離にあり,アクセスは極めて容易です。また,富山駅北徒歩10分のところには「景観が世界一」に選ばれた珈琲店のある富岩運河環水公園が,少し足を伸ばせば黒部渓谷トロッコ列車や立山黒部アルペンルートで初夏の立山を楽しむことができますし,お天気が許せば,市内から雄大な立山連峰を眺めることもできます。さらに,5月は富山湾のホタルイカや白えびの美味しい季節で,様々な海産物や地酒も楽しむことができます。
 
 この富山の地で,皆様と直接お目にかかり,議論と親交を深めることを心より楽しみにしています。数多くの皆様にご参加いただければ幸いです。
 

2022年12月吉日