2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

2018年6月5日〜6月8日鹿児島県鹿児島市(城山観光ホテル)
人工知能学会
2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

2018年度人工知能学会全国大会(第32回)

2018年6月5日〜6月8日鹿児島県鹿児島市(城山観光ホテル)

[1B2-OS-11b-04]流通の最適化のための漁場予測AI プラットフォームの開発

〇高 博昭1、長部 太郎2、半澤 悟2、塩谷 浩之3、岸上 順一3、和田 雅昭1(1. 公立はこだて未来大学、2. 日立製作所、3. 室蘭工業大学)

キーワード:

水産業、人工知能、漁場予測

近年,北海道で水揚される水産物の水揚量の傾向が変化している.また,この問題は単に北海道に限った問題ではなく,日本各地において水産物の水揚量の傾向が変化している.地域経済を支える水産業の持続性を確保するためには,単に環境に適応した漁業を実現するだけではなく,漁業と加工や小売を結ぶ流通業の効率化も実現する必要がある.本研究では,主に流通事業者を対象とした,未来の水揚量および漁場の予測を行うためのAIプラットフォームの実現を目指した.このプラットフォームでは,水揚データと環境データを蓄積し,そのデータを活用してAIによる予測を行い,結果をユーザである流通事業者に提供する.これにより,流通資材の最適化や水産物の高付加価値化が可能となる.今回,スルメイカ,サケ,ブリの3魚種を対象とし,水揚データのみを用いてニューラルネットワークによる予測を行った.現状では1トン以上の誤差が出る場合が多いため,今後はより長期間の水揚データと環境データを蓄積するとともに,予測精度の改善を行い,水産業の持続発展への貢献を目指す.