講演情報
[1K5-GS-3c-06]身体知創発を促進するAI支援協働アブダクションの提案
〇西村 拓一1、萩原 礼奈1、三ツ木 直樹1、和田 雄大1、中野 和久1、加納 優巨1、伊集院 幸輝1、金澤 鳳3、金澤 早紀1、吉田 康行2 (1. 北陸先端科学技術大学院大学、2. 東京都健康長寿医療センター 高齢者健康増進事業支援室、3. さいたま市立岸町小学校)
キーワード:
野生知、協働アブダクション、身体知創発、知識構造化、個別適応学習
身体知や暗黙知の伝達は形式知化が困難なため,介護・医療・スポーツ指導等で重要課題となっている.本研究では,学習者・指導者・AIによる三者協働アブダクションを通じて「Wild Knowledge(野生知)」を創発させる新たなシステムを提案する.本システムは,モーションキャプチャによる動作データと発話分析による言語データを統合し,AIが既存の指導知では説明できない新たなパターンや身体タイプ別の最適指導方略を構造化・提示する.社交ダンスのルンバウォーク指導を対象とした実証実験を計画しており,重心安定性の向上や予測不可能な新たな身体知(例:「足裏で地面の温度を感じるイメージ」等の創発的メタファー)の発見を目指す.学習者が手中の身体資源から仮説を立て,AIと指導者の多元的視点を統合することで個別最適化された学習を実現する枠組みを構築する.本モデルは介護・医療・伝統技能継承等への応用可能性を持つ.
