講演情報

[1Yin-A-32]LLMを用いた文書レビューのためのコンテキスト絞込手法検討

〇金井 健一郎1、田中 宏治1、斉藤 辰彦1 (1. 三菱電機株式会社)

キーワード:

大規模言語モデル、ソフトウェア工学

本研究では,ソフトウェア開発での大規模言語モデル(LLM)による仕様書のレビューにおける指摘再現率の向上を目的として,レビュー対象と比較すべきコンテキストの精度向上手法を検討する.従来のRAGベース手法では,レビューの指摘再現率が低く,この一因はコンテキストが冗長であることにあるとの考えられる.そこで,本研究では検索結果をレビュー観点に基づいて絞り込む手法を提案する.絞り込みには「選別」および「抽出」の2つの手法を用い,実務仕様書から作成したデータセットにより評価した.その結果,「抽出」の手法では,特定不備の検出性能が向上することを確認した.一方で,情報の抽出漏れなども見られたため,今後も改善を進める.