講演情報

[1Yin-A-40]協働インタラクション分析基盤構築による事後ポジティブフィードバック生成枠組み

〇酒造 正樹1、近藤 一晃2、下西 慶2、土屋 篤生1、宮田 佳美1、安部 健太3、酒井 元気4 (1. 湘南工科大学、2. 京都大学、3. 帝京大学、4. 日本大学)

キーワード:

協働インタラクション、ポジティブフィードバック、大規模言語モデル

本研究は,ペーパータワー協働課題を対象とするマルチモーダルデータセットを構築し,協働インタラクション分析および事後ポジティブフィードバック(post-hoc Positive Feedback;PFB)生成に向けた基盤を整備することを目的とする.映像,音声,IMU,生体信号,質問紙を同期的に取得し,非タスク志向発話,重なり発話,作業関与といった相互作用現象を多面的に扱う環境を整えた.探索的分析を通じて,非タスク志向発話がチーム形成過程において一定の役割を担う可能性や,重なり発話頻度と成果安定性との関係について傾向を確認した.また,時系列的な関与状態を可視化する Engagement Map をPFB文作成時の根拠提示として活用し得ることを例示した.これらの検討は,マルチモーダルセンシングを根拠に基づく振り返り支援へ接続するための実践的指針を与える.今後は,本データセットを用い,共通評価指標に基づく分析チャレンジの実施を構想している.