講演情報

[1Yin-A-47]深層学習位相推定と波形スタッキングの統合による自動震源決定

〇小沢 光幸1 (1. 株式会社地球科学総合研究所)

キーワード:

地震、震源決定、波形スタッキング

地震イベントの自動震源決定を目的として,深層学習モデルによるP/S位相の自動アノテーションと waveform stacking を統合した解析手法を提案する。連続波形から推定される到来時刻および検出確率を重みとして多点観測波形を整列・合成し,スタック値が最大となる解を探索することで,イベント同定と震源位置・発生時刻を同時に推定する。実データに適用した結果,低S/N区間や観測点配置の偏りを伴う条件下においても,STA/LTA 等の従来の初動検出法と比較して検出率が向上し,推定震源のばらつきが低減することを確認した。以上より,本手法は実運用を見据えた地震検出・震源決定の自動処理フレームワークとして,高い有効性と拡張性を有する。